『湯涌温泉ぶらり探訪1回目』
・はじめに
2ヵ月前に訪れたばかりでしたが、じっくり見て回りたいと思って再び来訪。 (12月の終わりという事もあり、雪もそこそこ積もっておりました) 今回は、 ・江戸村稲荷神社(薬師寺)玉泉瑚閑話 湯涌散策園の外れ高尾食堂(定食屋)白鷺の湯(総湯)白鷺の足湯(立ち寄り湯) を訪れてみました。
・湯涌までの道のり
前回は森本ICから降りて、金沢大学経由で湯涌へ向かいました。 今回は、前回と同じではつまらないと思ったため、 【城端(富山)→刀利ダム→湯涌温泉】 という経路で行ってみようと考えました……が。 結論から言えば大失敗でした(苦笑 後で調べて分かりましたが、このルートは冬季期間中通行止めになるそうです。 この日も例に漏れず、刀利ダムで通行止めと相成りました。 (ちなみに無理に雪道を進もうとして車が雪に埋まるというアクシデントも……) ということで刀利ダム経由は諦めて大人しく森本IC経由で行くことに。
・湯涌温泉
前回も書きましたが、今回も一応チラッと。 位置的には金沢の南東にあり、富山県との県境にも近い所にある温泉地。 電車は通っておらず、金沢駅から出るバスが主な交通手段となる。 (車があるなら、森本ICから金沢大学付近を通って向かうのも一つの手) 温泉宿が立ち並ぶ一角と、風情ある商店街や、大きくて静かな玉泉湖。 とにかくゆっくりしたい時に訪れると良い感じの温泉地。 また、「総湯 白鷺の湯」や「白鷺の足湯」など、 宿泊しなくても利用できる施設もあるので日帰り旅行にもお勧め。 【湯涌温泉旅館案内図】
(注:この画像だけ解像度が大きいです)
・江戸村
前回はイベントで盛り上がっていたらいつの間にか営業時間外だった江戸村。 今回は前回の愚を犯さないように、ド初っぱつから訪ねてみました。
こんな感じの江戸時代の家屋が6軒ほど建てられていました。
中はこんな感じで、資料館みたいになってます。 生活雑貨や、仕事道具、屋敷のミニチュア等々……色々置いてありました。 ちなみにこの江戸村、中々可愛いガイドさんが居りました。
可愛いですね。 湯涌温泉へ来る途中や、宿道にも似たような人形があった気がしますが…… これらの人形には何か由来でもあるんでしょうか? 軽くGoogle先生に聞いてみた程度では分かりませんでした。 今度来た時は、その辺ちょっと聞いてみようかなぁ。
・稲荷神社(薬師寺)
さて、江戸村をぐるっと回って堪能した後は目的の一つである稲荷神社を目指します。
雪で足を滑らせつつも、神社を目指します。 (結構階段が狭いので何度かコケそうになりました……)
ヒョイヒョイッと階段を登ってハイ到着。 前回は祭りのためじっくり見る事が出来ませんでしたが、 今回は人が少なくてじっくり見る事ができました。 丁度背景が雪景色になって中々綺麗。 絵馬には「TARI TARI」の文字がチラホラあって、 P・A・WARKSのファンの人達が結構来てるみたい。 軽く御参りして本命の薬師寺へ。 薬師寺は稲荷神社のお隣にあるので、ヒョイっと行けました。 薬師寺の近くに湯涌温泉の由来と、薬師寺に納められている石臼の解説がありました。
要約すると、 「鷺が舞い降りた所から、囲いにしてた石臼から溢れるぐらいにお湯が沸いた!  なので地名を湯涌にして石臼は薬師寺に安置したよ!」 ということみたいですね。 なるほど。だから「湯涌」なんですね。 これでもう「湯桶(ゆおけ)」と読み間違える事はないよ。やったね! と、お隣の薬師寺に行って色々と堪能したのですが、 社や石臼の写真を撮り忘れるという失態。 帰ってから気付いたけど遅かった…… 次来た時は絶対に撮ろう。うん。
・玉泉瑚
稲荷神社と薬師寺を堪能し、次なる目的地「玉泉瑚」へ。
前回は夜中だったこともあってその全景を拝むことは出来ませんでしたが、 今回は真昼!そして冬景色ですよ、冬景色! という期待感を抱いて玉泉瑚をグルッと一周一回り。 綺麗だった……(堪能 ちなみに渾身の一枚がコチラ。
ぼんぼり祭りの時に座っていた場所辺りから撮影。 波の立っていない湖面に雪景色がくっきり写り込んで綺麗でした。 前回は気付きませんでしたが、 お焚き上げをやっていた辺り(上の写真の中央)を少し奥に行くと氷室がありました。
冬に作った氷を小屋に入れて6月まで保存してたんですねえ。 しかもソレを江戸の将軍に献上してたとか。 冷凍庫もない時代にそこまでやるなんて……凄いとしか言えない。
・閑話 湯涌散策園の外れ
「玉泉瑚をもっと良く見たい!」 という事で氷室の奥から湯涌散策園を目指して見ることにしました……が。 雪が積もっていて足場最悪! /(^0^)\ 2度雪中へダイブし、1度斜面を滑り落ちました(苦笑 (湯涌温泉の総湯へ向かう道の右手に別のルートがありました) 降りてから気付いたという……完全に阿呆ですね。
散策園も雪が積もっていましたが、その雪を掻き分けて展望台へ。 玉泉瑚も綺麗に見えましたが、撮影するには柵を越えないといけないが…… 流石に1度斜面を滑り落ちて懲りているので大人しく見るだけにしました。 他に何かないかとブラブラ辺りを歩き回ってみると、 赤色の木枠らしき物が視界の端にチラッと映りました。 気になって近付いてみると……
鳥居の残骸と、荒れ果てた社が。 何の社か調べようと社や周囲を見てみましたが収穫はなし。 結局、何の神社だったかは分かりませんでした。 私はとりあえず社に手を合わせて、その場を後にしました。 忘れ去られた社って、何だか寂しいですよねぇ。
・白鷺の湯(総湯)
散策園をブラブラしていると日が傾いてきました。 時計を確認すると16時半。十分満足したので総湯方面へ降りていきます。 けっこう歩き回って汗もかいたので、総湯で汗を流すことにしました。
(写真は帰り際に撮ったものです) やや熱めの風呂なので長時間入っていられませんが、 足をグイーっと伸ばして入れるってだけで幸せですよ。ホント。 そしてまぁ温泉なので入ってると身体がポッカポカしてくるワケで、 上がってからしばらくは身体を冷ます為に入口の休憩所でグデーっとしたりしてましたw ちなみに前回も飲んだ柚子サイダーを今回も飲みましたが、 柚子風味のサイダーはサッパリしてて渇いた喉にピッタリ。 風呂上がりにはフルーツ牛乳(もしくは牛乳)と決めてる私ですが、 炭酸も悪くないかも……と思ってしまいました。
・高尾食堂(定食屋)
総湯を出てホッカホカしていると、お腹が空いていることに気付きました。 飯処を探して総湯前の道を歩いていると、赤いぼんぼりを下げた店を発見。
ティン!と来たのでこの店で夕食を食べることにしました。 中は結構広く、奥には座敷もありました。 とりあえずテーブルに座りメニューをパラパラと捲ります。 主に定食を扱っており、それとは別に時期物を出しているらしい。 丁度から揚げが食べたかったので「から揚げ定食」を頼み、 折角だから時期ものも……ということで「白子」も頼みました。
こちらが実物。 店で出てくるから揚げって綺麗に揚がってて良いですよね。 自作だとどーしてもベッタベタで、中の鶏肉もパッサパサなんですよ。 などと思いつつから揚げとご飯を口にかっ込み、味噌汁をグイーっと呷ります。 うん、幸せ。 白子のポン酢和えも食べてみます。 ……メッチャ美味い。プルップルじゃないですか。 白子と言えばお鍋か味噌汁に入ったものしか知らなかったですが、 こうやってポン酢と一緒に食べるのも良いもんですねぇ。 と、無心になって食べていたらいつの間にか完食してました。 お代は普通の定食代ほどで、白子が時期ものだったのでちょっと高かったです。 でもまぁ値段以上の満足感は得られたので、とても良かったです。
・白鷺の足湯(立ち寄り湯)
高尾食堂を出て「さぁどうしよう」と考えながら辺りをブラブラ。 遠目に総湯を見た所でハタと気付く。足湯に入っていない! 時間を確認……18時、まだ余裕がある。 私は少し急ぎながら白鷺の足湯へ向かいました。
こちらが白鷺の足湯。総湯からちょっと階段を上ったところにあります。 お湯は総湯に比べるとやや温めで、長い時間入っていられました。 20分ほど足を突っ込んでぬぼーっとしていましたが、 時間が迫っていたので泣く泣く足を拭いて足湯を後にしました。
・さいごに
はい、という事で二回目の湯涌温泉レポートでした。 今回は前回と違って湯涌温泉自体を堪能してみました。 実家が富山ということもあり、割と行きやすい場所なんですよね。 「花咲くいろは」の舞台でもあるので、次はアニメを見てから来てみたいです。 2013年も「ぼんぼり祭り」は行われるみたいなので、それも楽しみです。 湯涌温泉、みなさんも来てみてはいかがでしょう? ではでは今回はこの辺で。( ´・ω・`)ノシ
・施設情報
【総湯 白鷺の湯】 『各種情報』 ≪温泉の営業時間≫ 7:00〜22:00 (休業日:毎月第3木曜日) ≪料金≫ 大人:350円 中人:130円 小人: 50円 ≪注意事項≫ シャンプー・ボディーソープは備え付けられていません。 各々用意してくるか、受付で購入しましょう。 【白鷺の足湯】 『各種情報』 ≪温泉の営業時間≫ 9:00〜21:00 (休業日:毎月第3木曜日) ≪料金≫ 無料 ≪注意事項≫ 足を拭くためのタオル等を用意しておく必要があります。 【高尾食堂】 『営業時間』 ≪お店の営業時間≫ 11:30〜15:00 17:00〜23:00 (ランチ営業、夜10時以降入店可、日曜営業) (休業日:不定休)